2010年5月10日月曜日

チェンジは?

ドイツは伯仲、大接戦・・・


日本は政権交代するも、現実的には空転している・・・

空転の意味は? 問題解決が先送りされて、どんどん、墓穴を掘っている・・・


フィリピンは、アキノ派だが、2世・・・ 民主化勢力には違いないのだろうが・・・

昨年、秋、フィリピンから帰国後、戒厳令が敷かれていた・・・ 何だったんだろうか?

イスラムの拉致・殺害事件?

Marsの予感が当たったのかな? ロビンソン・ショッピングモールの話・・・

その中にイスラムの圧力を感じさせるものがあった・・・

結局、2年契約で、サウジアラビアに仕事に行ったはずだが・・・



フィリピン  2009年12月7日(月曜日)
広がる波紋、マルコス政権後初の戒厳令[政治]

「反乱の可能性」などを理由に、アロヨ大統領がマルコス政権下の1972年以来初めてとなる戒厳令をミンダナオ地方マギンダナオ州に布告したことによる波紋が拡大している。支持する声がある一方で、「行き過ぎ」という批判も強い。憲法上、戒厳令を取り消す権限を持つ議会の動きが今後の焦点になりそうだ。各メディアが伝えた。
アロヨ大統領は4日、和平交渉を控えたイスラム反政府組織モロ・イスラム解放戦線(MILF)の支配下にある地域を除くマギンダナオ州の全域に、60日間を限度とする戒厳令を敷く大統領布告1959号を発令。エルミタ官房長官が5日午前、記者会見を開いて正式に対外発表した。
政治的対立を背景とする11月23日の大量拉致・殺害事件で57人が犠牲となったマギンダナオ州では、事件を引き起こしたとされるアンダル・アムパトゥアン州知事派が隠していたとみられる大量の武器が4日までに発見・押収されるなどしていた。こうした事態を背景に、アロヨ大統領は「反乱が起きる危険性がある」などとして、マルコス政権以来となる戒厳令に踏み切った。武器はその後も、新たに発見されているという。
戒厳令布告に関連して、国軍のイブラド参謀総長は5日、マギンダナオ州のアンダル・アムパトゥアン知事、イスラム教徒自治区(ARMM)のザルディ・アムパトゥアン知事らを国軍と治安当局が逮捕し、取り調べを行っていることを明らかにした。
政府当局者は、憲法上、「無法な暴力、侵略や反乱を防ぐ目的」に限定されている戒厳令を布告したことについて、「合憲で正当」としている。デバナデラ司法相は5日の関係合同記者会見で、「今回の戒厳令は人権擁護が目的で、(独裁体制確立が目的だった)マルコス政権下の戒厳令とは違う」と主張。同時に「政府転覆を目指す反乱の危険性が確実にあった」と強調した。政界内にも、「下院の多数派は、大統領の決断を正しいと考えている」(ノグラレス下院議長)という声が聞かれる。
■前・元大統領が非難
しかしアキノ政権以降の「タブー」を破った形となった戒厳令布告に対しては、非難の声も相当強い。国軍出身のラモス元大統領は滞在先の豪シドニーで、「戒厳令は行き過ぎた措置だ」とアロヨ大統領を批判。エストラーダ前大統領も、「アムパトゥアン州知事らの逮捕と、マギンダナオ虐殺事件の犠牲者に対する正義の体現は、戒厳令など布告しなくてもできることだ」と非難した。
戒厳令に踏み切った理由のひとつとして政府は、マギンダナオ州の司法が機能不全に陥ったことを挙げている。しかし最高裁判所のマルケス報道官は、現地の裁判所がアムパトゥアン派の逮捕状を出していることなどを根拠に、「機能不全は事実に反する」と反論した。
■経済界にも賛否両論
経済界も意見が分かれているようだ。マカティ・ビジネス・クラブ(MBC)のアルベルト・リム会長は、自身のマルコス政権時代の経験を根拠に、「大統領に際限なき権力を与える戒厳令は、際限なき汚職・腐敗を生む」と主張。戒厳令の範囲が今後、拡大される恐れがあるとの見方を示し、「戒厳令は最後の手段であり、やむを得ず実施する場合でも、憲法が規定する全条件を完全に満たす形を取るべき」と訴えた。
これに対し、フィリピン商工会議所(PCCI)のラクソン会頭は、「戒厳令は経済にプラスに働く可能性がある。ダバオやジェネラルサントス、またマニラでも平穏を保障するものだ」と、擁護の構えだ。
■8日に議会審議
現行の1987年憲法は大統領に対し、戒厳令を布告した場合は48時間以内に議会に報告するよう義務付けている。デバナデラ司法相は6日、アロヨ大統領が報告を同日夜に議会に提出すると明らかにした。
また憲法は、上下両院合同会議に戒厳令を取り消す権限を与えている。エンリレ上院議長は6日、戒厳令の是非を審議する同合同会議を8日に開くことで、ノグラレス下院議長と合意済みであることを明らかにした。





5月10日 12時16分
ドイツで、去年の総選挙後、初の大型地方選挙として注目されたノルトライン・ウェストファーレン州の州議会選挙が9日行われ、財政危機に陥ったギリシャへの支援をめぐり世論の反発が強まるなか、連立与党は過半数を維持できず、敗北しました。

ドイツ西部のデュッセルドルフやケルンなどの大都市を抱えるドイツ最大の州、ノルトライン・ウェストファーレン州では、9日、州議会選挙が行われました。州の選挙管理委員会によりますと、各党の得票率は、メルケル首相の「キリスト教民主・社会同盟」が34.6%、連立を組む自由民主党が6.7%、野党・社会民主党が34.5%などとなっています。今回の選挙は、去年9月の総選挙後、初めての大型地方選挙で、メルケル首相の政権運営に対する審判とも位置づけられていました。財政危機に陥ったギリシャへの支援問題が世論の反発を受けるなか、メルケル首相は、支援はユーロ圏全体のためだなどとして理解を求めましたが、連立与党は、過半数を維持することはできませんでした。この結果、ドイツの州政府の代表で構成される連邦参議院で、メルケル首相の連立政権は過半数割れする公算が高くなり、野党が反対する減税や、原発の稼働延長などの重要案件で厳しい政権運営を迫られることになりそうです。

5月10日 15時30分
フィリピンでは、10日、アロヨ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が行われていますが、初めて導入された電子投票に予想以上に時間がかかっていることから、中央選挙管理委員会は投票受け付けの締め切りを1時間延ばすと発表しました。

9年ぶりの政権交代に向けた今回の選挙は、故アキノ元大統領の息子のアキノ上院議員(50)、映画俳優出身でみずからの汚職で退陣したエストラーダ前大統領(73)、貧困層出身でビジネスで成功したビリヤール上院議員(60)の、事実上3人の争いとなり、直前の世論調査では、アキノ候補が幅広い層の支持を集め、優位に立っています。投票は日本時間の10日午前8時から始まりましたが、今回、初めて導入された電子投票で、マークシート式の投票用紙に記入して読み取り機に入れる作業に予想以上に時間がかかり、各地の投票所で有権者の長い列が出来ています。これを受け、中央選挙管理委員会は、当初、日本時間の午後7時に締め切るとしていた投票の受け付けを1時間延ばし、午後8時までにすると発表しました。各地の投票所では読み取り機の故障も報告され、アキノ候補自身も投票できなくなるハプニングも起きています。

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