バッファローの無線LANはDHCPサーバーとして、働く
XXXX.1 はWAN側(インターネット側)
XXXX.2 はLAN側のDHCPサーバー
DHCP 【Dynamic Host Configuration Protocol】
インターネットなどのネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル。ネットワーク設定を手動で行なわなくてもすぐに適切な設定で接続することができ、ネットワークの設定に詳しくないユーザでも簡単に接続できる。また、ネットワーク管理者は多くのクライアントを容易に一元管理することができる。
DHCPで設定情報を提供する機能を持ったコンピュータやネットワーク機器をDHCPサーバという。これにはゲートウェイサーバやDNSサーバのIPアドレスや、サブネットマスク、クライアントに割り当ててもよいIPアドレスの範囲など、ネットワークに接続するために必要な情報が設定されており、ネットワークに接続したばかりのコンピュータにこれらの情報を提供する。接続していたコンピュータが通信を切断すると、自動的にアドレスなどを回収して、新たに接続してきた他のコンピュータに割り当てる。
企業のネットワークなどではサーバコンピュータが他のネットワーク管理機能などと共にDHCPサーバとして稼動している場合が多く、家庭のインターネット接続環境ではブロードバンドルータなどがDHCPサーバ機能を内蔵している場合が多い。
http://www.keyman.or.jp/3w/prd/85/30002685/
ネットワークを構築する際には、すべてのクライアントにIPアドレスを割り当て、各クライアントは割り振られたIPアドレスをそれぞれ設定しなければならない。しかし実際には、PCをLANケーブルにつなぐだけで、何の設定もしなくても当たり前のようにネットワークにつながってしまうことも多い。これは、DHCPによって、IPアドレスの割り当てが自動で行われているからだ。今回は、クライアントの要請に応じて適切なIPアドレスを自動で割り当てるDHCPの機能と役割、またDHCPサーバの仕組みを解説する。さらに、その応用技術であるMACアドレスの集中管理や、不正PCブロック機能なども解説する。
これまで見てきたように、ネットワークの世界では、通信相手を識別するために、住所のような役割を果たす様々なアドレスを用いて通信を実現している。現実世界でも、あて先不明だと郵便物を届けられないし、住所不定では訪ねていくこともできないが、ネットワークの世界でもそれは同じだ。 IPアドレスや、前回学んだMACアドレスは、ネットワークの世界におけるアドレスの代表的なものであるが、誰がどうやってこれらのアドレスを決めているのだろうか。 MACアドレスは、前回学んだ通り、ネットワークインターフェース製品のメーカーが決めるもので、製品の製造時にROMに焼き付けられ、同じアドレスは2つとない。また、ネットワークインターフェース製品の寿命が来るとそのMACアドレスは永久欠番となる。 一方、IPアドレスは利用者側組織のネットワーク管理者など利用者が決めるものだ。IPアドレスをはじめとする通信に必要な情報の設定方法は、主に2通りある。 |
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