デザイン会社B社 CF/グラフィックデザイン会社
ソフトウェアデザインとの対比
ソフトウェアデザイン B社
クライアント クライアント
コンセプトデザイン エージェント/プロダクション
システムデザイン コンテ/カンプ <-B社の業務
インプリメンテーション (撮影)/イラストレーション <-B社の業務
(ディテイルデザイン/プログラミング)
スタジオ・ビームの問題点(ムリ・ムダ・ムラ)
1.ムラ
エージェントからの発注が仕事のトリガーになっている。
エージェントからの発注にムラがあるので、ムリ・ムダが発生する。
2.ムリ
エージェントからの発注などが重なって、納期的なムリが発生する。
3.ムダ
エージェントからの発注にムラがあるので、イラストレイターなどに、アイドル・タイムが発生する。
当方からの提言:
0.アイドル・タイムの有効利用
イラストレイターのアイドルタイムには、自身の作品を作らせ、自身でセールスをさせる。
(自主独立精神、インディーズ指向)
1.品質・コスト意識
イラストレイターなどに、品質・コスト意識を持たせる。そのためには、品質・コストの数値化などが必要。
2.運営コスト削減
イラストレイターなどのホームオフィス化を検討する。事務所コストなどの削減。
3.同業他社との差別化
同業他社との差別化を図る。スタジオ・ビームのウリを明確化する。
4.新規参入企業への対処
写真ライブラリなどを販売する会社が参入してきた。対策の検討が必要。
5.営業用サンプル
これは重要である。同業他社との差別化がキーである。
以上
青柳洋介
参考)日経BP Onlineより
キーワード:
PDCA、コラボレーション、考えること、チーム・コミュニケーション、
情報の一元管理、目的の共有、数値分析、積極的参加、OJT、
創造力、情報収集能力、フィードバック、強みと弱み、
議論、業務プロセス、内部統制、リスク分析
リーダーの心得:
「自信を持って取り組む」
「相手へのリスペクトを示す」
「相手の意見を聞く」
「楽観主義」
1.営業
インテリジェンスの鎌田社長
「強い組織とは、強い個人の集合体であり、できるメンバーを集めることが大切である」
「教育よりも、採用にコストをかけたほうがよい」
「できるメンバーがメジャーな存在になっていればよい」
できないメンバーが多い場合は、徹底的に型にはめ、
『PDCA』PLAN(計画)・DO(行動)・CHECK(確認)・Action(行動)を回すことが大切
「リーダーは『時を告げる』だけでなく『時計を作る』べきだ」
マイクロソフトの吉田氏
企業にとって必要なのは“スーパー営業パーソン”ではなく、部門間で協力して営業力を高める
部門の垣根を超えたコラボレーションや組織全体の最適化につながるITが不可欠
2.R&D
HTC Nipponの田中氏
ビジネスの生産性向上は、
「時間の管理」「情報の管理」「仕事ツールの管理」
の3つの要素に集約される
「時間の管理」とは、
すきま時間や移動時間などの効率的な管理を意味する。
「思い立った時に即ビジネス」
気がついたときにすぐメールを出したり、メモをとったりする
会議など他の仕事に入る前に、メールを送って相手に考えてもらう、「時間差メール」
「情報の管理」とは、
パソコンや手帳などに分散している情報を一元管理すべし
「大量の情報を覚えるのではなく、必要な時に引き出す」
「仕事ツールの管理」は、
便利なツールを、生産性の向上に役立てようという提案
「人間だからこそできる『考えること』や、チームでコミュニケーションしながら仕事に取り組む」
時間を増やすために面倒なことはツールにやらせてしまう
3.財務・経理
GE横河メディカルシステム最高財務責任者である村上義人
「全員で1つの目的を共有する」
財務担当者は数字に基づく分析によってビジネスを推進する提案をする
「ロールモデルをみんなが明確なかたちで共有する」
社内で積極的に助け合うことや、問題に直面したときに立ち止まるのではなく解決策を考え、アクションを続けていくこと
リーダーは、明確でわかりやすい考え方、既存の枠組みにとらわれない創造力
「どんどんリスクを取らせ、積極的に参加させる」
OJTをベースにした2つの人材育成プログラム
「コラボレーション環境の整備」
情報を集める能力や、チーム内で進ちょくをシェアできる能力
「フィードバックを明確にすること」
社員1人ひとりの強みや弱み、今後のキャリアについて直属の上司と話し合う
「組織についてきちんと議論する場を設ける」
リーダーの心得として、
「自信を持って取り組む」「相手へのリスペクトを示す」「相手の意見を聞く」「楽観主義」
新日本監査法人ビジネス・リスク・サービス部の公認会計士、生形和久氏
「業務記述書」「リスク・コントロール・マトリクス」「フローチャート」
の3点セットが文書化の柱
会社の飲み会の例
「注文したものがちゃんと届いているかを確認するにはどんな方法があるか」
「どのように企画されたのか」
「店はどうやって選んだか」
などを確認することによって、業務プロセスが明確になる
「業務には見えやすい活動領域と、見えにくい活動領域がある」
見えやすい部分とは、伝票に残る部分であり、そういった部分を文書化して内部統制すべき
見えにくい部分については、「どのようなリスク要因があるかを分析したうえで、管理の可能性を判断する」
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