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2015年3月5日木曜日

ナショジオ

僕は、大昔、会社の労働組合経由で回ってきたナショジオの写真を見て、定期購読した。

2年間ぐらい購読したかな?

会社を辞めた後、今一度、定期購読した。

仕事がイマイチうまくいかなくて、金がなくなったので、購読を止めた。

ナショジオのレベルが高いことは知っています。

でも、もはや、購読することはないでしょう・・・



なぜならば、

柏の森はシャングリラです。

池尻は浄瑠璃世界です。

世界がそのように見えるようになった・・・




歯医者で観たBBC制作のDVD

野生生物の動画です。

確かに凄いな~と思うが、買ってまで観ようとは思わない。

何の変哲もない風景も、実はすごいです。


リアルワールドのすごさです。



若い時に、世界を旅した。

もはや、異世界へ行く元気はありません、笑い

若ければ、ナショジオを購読するかもしれません。


 

 目を閉じると、カンムリチャイロガラの歌声が聞こえてきて、イルカが闇から現れてきて、私を見上げる。だが、私たちの間には、透明で深遠な壁が立ちはだかっている。別の惑星から異星人が来るように、私たちも異世界から来て、簡単に出会えるし、共有しているものもたくさんある。たとえば、私たちは、互いに好奇心が強いので、出会いを妨げる恐怖心には負けない。

あなたは何?
あなたは誰?

質問に対する答えは、私たちの間に横たわっている長い歴史の中にある・・・進化したものとしてと、個人としての両方に。

 私たちの人生は山あり谷あり。生まれてから、子ども時代を過ごし、長い大人の時代になって、人生は大きく様変わりする。喜びも不満もあれば、幸運も不運もある。人とイルカは、種としては近くないが、どちらも複雑な水路の航行術を身につけた。愛したり嫌ったり、与えたり与えられたりしながら、理解し合って、友達になって交際した。私たちは、長く複雑な歴史を、同じ意図で今の瞬間に重ね合わせられる。

「友達になれるよ。やあ、あなた、どちら側にいたとしても、私たちの心(ハート)と精神(スピリッツ)は大差ないよ!」

 カンムリチャイロガラのベルが鳴ると、イルカの姿は私の想像の世界から消える。小さな窓を通した私たちの出会いは、小さな点となり過去へ消えて行くが、その音とイメージが私を強く引きつけて、私をシャーク湾へ引き戻そうとする。近いうちにバックに荷物を詰めて、夫と子どもたちをオーストラリアへ連れて行くかもしれない。イルカたちと友情の火をふたたび燈して、私の家族と野生のイルカといっしょになって、胸がときめく触れ合いをするかもしれない。

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