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2014年1月18日土曜日

地球は青かった。

人々の脳裏に焼き付く・・・ これだよね?

地球は青かった - ガガーリン

凄いよな~

宇宙全体から見れば微塵にも満たない地球。人から見れば?


海の下と言うが・・・

人は大気の海の底を歩いている・・・ 何ら変わらない。

 今夜のようなときは、海は生き物でごったがえしていて、

「ピシャピチャ、バシャバシャ、ザブン、ザブン、スイスイ、ドボン、ドボン」

と騒がしい。

水面下の世界が、少しだけ顔を覗かせる。


地球を見ていると、生と死

シンプルな言葉しか、浮かばない。


 私は、目が覚めたばかりなので、頭がうまく働かないが、デッキに腰を下ろしたままで、その光景を眺めた。天空には天の川、海にはイルカの流れ星。このように壮麗な光景を見ていると、気が遠くなり、我を忘れてしまいそうだ。シャーク湾は、インド洋に突き出していて、その広がりは大きく、都市の光源からは遠く離れている。頭上を見上げると、星座がゆっくりと回っている。色とりどりの惑星や、星団や、薄気味悪い星雲などが、ちらちらと脈打っているのが見える。異質な物体は、ときおり通過する人工衛星と、流星だけだ。しかし、他は、見慣れた夜空の風情だ。オリオン座が水平線近くにあるので、おそらく午前三時ころだろう。

 今夜のようなときは、海は生き物でごったがえしていて、

「ピシャピチャ、バシャバシャ、ザブン、ザブン、スイスイ、ドボン、ドボン」

と騒がしい。

水面下の世界が、少しだけ顔を覗かせる。



 父は死んだが、父の肉体が偉大な生命の鎖を循環する有機物になることを知っていた。父の肉体はバクテリア、菌、木、クジラ、鳥などに受け継がれて、偉大で不可思議なガイア(地球生命体)の一部として存在し続けるだろう。母とサンウッドの浜辺を歩きながら、父の魂が木々、空気、海、アヒル、私たち自身、カモメ、貝、砂、風などの一部となって、私たちの周りを漂っていると感じた。悲しみが立ち昇って消えていくにつれて、私たちはそんな気持ちになった。弔問者のいる葬儀場へ戻ったときに、私たちは自身を超えて、人生をも超えた大きな中(ガイア)の一部なのだと感じて、慰められて、元気を取り戻した。

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