nandemoYA? 検索

カスタム検索

2010年5月21日金曜日

中国パビリオンの建築(NHK)

面白かった・・・

朱捷 - 同志社女子大

中国が古典を見なおしている => 重要、中国5000年の歴史から、温故知新

世界三大発明は?

人の特徴は? 言葉と二足歩行

1.言葉

ロゼッタストーン - 西洋文字の原点

漢字 - 奇跡的な表意文字

ハングル - もっとも合理的な表音文字


2.二足歩行(建造物)

1.ピラミッドから、ギリシャの神殿、カテドラル

2.ムスク

3.仏塔から、斗拱?建築


文が明らかになって、文明、つまり、インフラ

文明の下で、文が化けて、文化の花が開く、諸子百家、百花繚乱


朱さんの話を聞いていて・・・


ドラゴンシステムが見えた


天に龍、中空に鳳凰、地に麒麟、そして、地底にも龍








http://www4.airnet.ne.jp/sakura/gosinji07.html






昔から伝えられた日本の木造建築の特徴がよく分かります。 住む人の生活や好みがかわっていく一般の家屋と異なり,百年,二百年と長いあいだ続く建物を目指して建てられています。
風雪の多い風土にあわせ,日本建築はひさしを深くしてあり,深いひさしが日本建築の美しさでもあます。ひさしの下に工夫された工法を見ることができます。


妻飾りつまかざり
屋根の一番上,横に通っている木が棟木むなぎで,人間の背骨のように大変大切な部分です。
棟木を取り付ける作業を棟上げ式といって,家を建てるときは,工事安全と建物の堅固長久を祈念するために祭儀をおこないます。大工の頭を棟梁とうりょうとよび建築の最も中心となる人です。
さて,棟木やその他屋根を支える木材は,屋根両端(妻側)にその木の端を見せることになります。
左右のは棟に垂直ですから瓦がありません。そこで風雨から守る仕組みが必要となってきますが,それがさまざまな妻飾りといわれるものです。





破風板
棟木を風雨から守り柱が露出して見えるのを隠すために破風板という板をつけます。私達が仏様を拝む時,両手の指先を合わせて掌を重ねます が,鬼瓦の下のところで破風の左右の板が ハの


字に合わさる所を拝みおがみと呼んでいます。
ここにつり下がっている板の飾りの板の名称を懸魚げぎょ
といいます。
懸魚げぎょ

火に弱い木造の神社や寺院を火災から守るために火伏せのまじないとして取り付けたのが始まりと考えられています。
懸魚は,水と縁の深い魚の身替わりです。水の役目をする魚を屋根へ
懸けて火伏せを祈っています。
建物が切妻屋根か入母屋造りの寺社や城,武家屋敷,庄屋屋敷など格式の高い建物の屋根に付けられていますが,建物の横に回らないと見えません。
何度も見なれている建物でありながら意外と気付かずに見過しています
下から見ているとそう大きくは見えませんが,これは周りのものも大きいのでそう思わないだけで実際には人の背丈ほどあります。
左右に手を広げたような所をひれといい,これは水の模様のひれ付きの懸魚です。昭和の修理の時に痛んでいたので交換した古い懸魚が 悟真寺の釈迦堂に残されていました。計ってみたら152㎝ほどありました。
 中央,水の模様が二段重ねになっているので二重懸魚の分類に入ります。猪目いのめや,蕪懸魚かぶらげぎょなどと




 破風口は様々な飾りに満ちています。
大工にとっては,ここには建築を支える重要な木部が露出してきますから,美しさと強い構造をあわせもつ造りが必要となってきます。
斗拱ときょう
斗拱ときょう
というのはます
肘木ひじきでできている組み物で,必ず柱の上にあります。


斗拱は,縦の部材と横の部材を結ぶ非常に重要な役割を果たしています。
軒を作る場合などに好都合で軒を深くすることができます。また,釘を使わないで組んであるだけですから,地震や台風の揺れを吸収し元に復元します。
写真の,斗拱を下から支えている丸柱は大瓶束たいへいづかといわれる柱です。(次頁)


火頭窓かとうまど
建物が大きくなると破風の壁面も広くなりますが,壁の平板さをさけるためにでしょうか大きい窓を設けて壁面を飾っています。下から見たよりも大きく,人が立って入れるほどの大きさだそうです。
窓には,宗教的な意味があるかもしれませんが,板でふさがっていますから建築構造の機能としては,装飾 的な目的で付けられています。人の大きさと比べて見てください。
鎌倉時代に禅宗寺院が中国から伝来し花頭窓かとうまどが現れます。窓枠の頭部 が火炎のようなので,火頭窓とも書きます。
火頭窓
は日本人には大変好まれ,寺院,城,住宅など色んな建築に取り入れられました。
縦と横の線でできている木造建築に柔らかさと流れの変化を持たせています。





軒下を見上げると,細い部材が幾本も見えます。これを垂木といいいます。
地垂木じだるき
丸桁の上に並んでいて軒の荷重を主に支えている垂木です。
飛擔垂木ひえんだるき

地垂木の先のほうに継ぎ足すように付けられている垂木をいいます。


飛擔垂木地垂木よりも浅い角度で継ぎ足してあり,屋根に反りを与える役目を果たします。


間斗束けんとづか
組み物と組み物の間にあって,縦方向の荷重を支えている構造材を中備なかぞえといい,間斗束も中備の一種です。
写真のように下が広がって台形になっている間斗束のことを特に撥束ばちづかと呼んでいます。 また,間斗束の上に載っている斗を間斗といいます。


 間斗束は切妻(南面)の軒の下に多く見ることができます。

0 件のコメント: