2カ月前倒しでリストラ完了。債務返済は終わった。予定通りだ - GM前CEO ヘンダーソン
半導体メモリーや液晶ディスプレーで世界一のシェアを誇る韓国の サムスン電子が今年、 総額約2兆1000億円という過去最大の設備投資と研究開発費を 投じる。半導体と液晶に集中させることで、 世界一の座をがっちりキープしようという狙いだ。
もちろん、日本勢も黙ってはいない。 NAND型フラッシュメモリーで世界第2位の東芝は、 世界一奪還を目指すもようだ。 もともと同メモリーを世に送り出し、 数年前までは世界一の座にあっただけに、期待がかかる。
カムコーダー部隊が支えるイメージセンサー
それにしても、サムスン電子をはじめとする韓国企業や、 台湾や中国の新興企業がグローバルでものすごい勢いで台頭してい る。このままいくと、 メモリーやディスプレー以外の分野でもシェアを奪われかねない。
ただし、同じ半導体でも、 日本企業が世界一のシェアを誇っている分野がある。5月24号日 経ビジネスの特集で紹介したソニーのイメージセンサーをはじめ、 東芝のディスクリート半導体や三菱電機の半導体パワーデバイスな どだ。
ちなみに、ソニーのイメージセンサーは、 カムコーダー用が約85%、デジカメ用が約60%を誇る。 前者は1983年以来、後者は98年以来世界一だ。
とりわけソニーのイメージセンサーは、 世界一を誇る社内のカメラ一体型ビデオ(カムコーダー) 部隊に鍛えられて、世界一の座に君臨しつづけている。
カムコーダー部隊は、世界一のシェアを確保するために、 ユーザーが求める機能や性能を備える画期的な新製品をライバルに 先がけて世に送り出している。それができるのは、 カムコーダーのキーデバイスを作っている社内のイメージセンサー 部隊が、厳しい要求に応え続けているからにほかならない。
「必ず売れる製品」を1年前倒しで投入
世界一と世界一が力を合わせることで生み出した象徴的な製品が、 昨年2月に発売した、暗闇でも撮影できるカムコーダー「 ハンディカムHDR-XRシリーズ」だ。 数週間にわたって販売ランキング1位を続けるなど、 大ヒットを飛ばした。2009年日経優秀製品賞にも選ばれた。
このカムコーダーは、1年前倒しで製品化された。 イメージセンサー部隊が暗闇でも明るい映像を撮影できるイメージ センサーを開発。その映像を見たカムコーダー部隊が「 製品化したら必ず売れる」と確信したからだ。 両部隊の責任者が協議して、1年前倒しを決めた。
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