トヨタブレーキの次は、ホンダストップ

ホンダの中国工場、賃金問題で全面操業停止

　広汽本田汽車有限公司（広汽ホンダ）は27日午後、同社の部品工場で労使交渉が紛糾、労働者がストライキを続けていることで部品供給が途絶えたため、やむなく生産をストップすることを発表した。

　広汽ホンダによると、操業再開の目途は今のところ立っておらず、部品メーカー・南海ホンダの労使交渉の行方を見守るしかないという。また、ホンダ傘下の合資完成車メーカー・東風ホンダとホンダ（中国）輸出基地の操業も一時ストップしており、こちらも操業再開は未定だ。

　ホンダの在中合資完成車メーカーの操業は、これで全てストップした。10日以上続いている南海ホンダの労使交渉は、いつ新しい局面を迎えるのだろうか。（編集KM）

　「人民網日本語版」2010年5月28日