リストラ黒字は赤字体質

経営黒字化こそ、正念場だよ！

リストラで黒字が出ても、トータル的に見れば、必ず赤字になっている・・・


赤字体質のムダを切り捨てても、赤字幅が減るだけ・・・




あるいは、小泉改革のように、下っ端が血を流して、あとは、元の木阿弥・・・


今回の黒字化は、リストラの成功です。


本質的な経営改善はこれから。これからが本当に厳しいのですが・・・


つまり、本業で黒字化するということ・・・

新銀行東京 通期初の黒字決算

5月21日 18時33分 東京都が設立した「新銀行東京」が、ことし３月期の決算を発表し、最終的な損益は１５億円の黒字で、開業５年目で初めて通期で黒字決算となりました。 新銀行東京によりますと、開業５年目となることし３月期の決算は、営業経費の削減に加え、融資先の企業の経営状態の見直しによって、倒産に備えて積み立てた貸倒引当金を減らすことができた結果、１年間の最終的な損益は１５億円の黒字となりました。新銀行の最終的な損益が黒字となるのは、平成１７年の開業以来初めてで、新銀行が進めている再建計画で見込んでいた平成２３年度末までの黒字化を２年前倒しして達成したことになります。その一方で、貸し出しなど本業による収益を示す実質的な業務純益は２０億円の赤字で、前の年よりも２８億円赤字が減りましたが、依然として企業への融資などで利益を出す営業力の面では課題が残されています。また、中小企業向け融資などの残高は７２５億円と、全体の６４％余りにとどまっていて、中小企業への支援を掲げて設立された当初の目的が十分に果たされているとはいえない状況です。新銀行の寺井宏隆社長は「今年度の決算も実質的な業務純益で若干の赤字を見込んでいるので、まだ再建の道は続いている。引き続き再建計画にのっとって経営を進めていきたい」と話しています。新銀行東京のことし３月期の決算が開業後初めての黒字となったことについて、東京都の石原知事は２１日の会見で「たいへんありがたいことだ。対外的な信用を取り付ける実績を残せたことは、銀行の努力の結果だと思う」と述べました。そのうえで、「これから銀行のセカンドステージとして、もっと力をつけるための作業を行っていきたい」と述べ、引き続き、ほかの金融機関との連携などを模索していく考えを示しました。