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2010年5月6日木曜日

Globalのムーブメント

EUの成長率上方修正は?


中国・インドなどのアジア経済に負う部分が多いようだ・・・




5月5日 23時49分
世界銀行は、総裁に次ぐポストである専務理事の1人に、インドネシアの現役の財務相を起用する人事を発表しました。

世界銀行は4日、声明を発表し、ゼーリック総裁に次ぐポストである3人の専務理事の1人として、インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相を任命すると発表しました。任期は4年で、ことし6月に就任します。スリ財務相は47歳、インドネシア大学の経済研究所の所長を務め、5年前、財務相に就任しました。金融危機後の手堅い財政運営でインドネシア経済をいち早く回復軌道に導いたほか、政治家や公務員の汚職防止などの改革にも手腕を発揮しました。任命にあたり、ゼーリック総裁は「スリ財務相が国際金融会議などで見せたリーダーシップを評価している」と述べました。また、インドネシアのユドヨノ大統領は記者会見を開き、スリ財務相の辞任を認めるとしたうえで、「世界銀行を強化し、インドネシアを含むアジアの発展途上国と世界銀行との架け橋になってほしい」と期待を示しました。しかし、インドネシアでは、国際的な信頼が厚かったスリ財務相の辞任によって、好調な経済にも影響が出るのではとの懸念の声も出ています。

5月5日 23時14分

単一通貨ユーロの経済圏のことしの成長率は、0.9%と、ことし2月の時点に比べて上向きに修正されましたが、多額の財政赤字を抱えるギリシャやスペインなどはマイナス成長にとどまるなど、域内の景気回復に開きが出る形となっています。

EUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会は、5日、通貨ユーロを導入している16か国全体のGDP=域内総生産のことしの伸び率は、前の年に比べて0.9%のプラス成長になるという見通しを発表しました。これは、ことし2月の予測を0.2ポイント上向きに修正したもので、中国やインドなど新興国の経済成長が輸出の回復につながり、ヨーロッパの景気回復を後押しするという見方を示しています。国別にみますと、ドイツが1.2%、フランスやオランダが1.3%の成長が見込まれていますが、巨額の財政赤字を抱えるアイルランドがマイナス0.9%、スペインもマイナス0.4%と、域内の景気回復に開きが出る形となっています。また、深刻な財政危機に陥っているギリシャは、さきに発表した財政再建策の中で、ことしの成長率の見通しをマイナス4%と大きく下方修正しており、ユーロ経済圏では、輸出が好調なドイツなど域内北部の国に比べて、南部を中心に財政赤字が景気回復の重い足かせとなっています。

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